WEBデザイナーの給料の相場はどれくらい？

WEBデザイナーを目指す人にとって、給料の相場がどのくらいかというのは気になるでしょう。
一般的に、WEBデザイナーはどのくらい収入を得ているのでしょうか？
また、働き始めてから収入をアップしたいという人もいると思います。
その場合、どんな方法があるのかを解説します。

1 WEBデザイナーの平均収入
2 年収を上げたい場合はどうしたらいい？
3 まとめ

WEBデザイナーの平均収入

WEBデザイナーの収入は、当然ながらどこで働いているのか、何年働いているのかによって異なります。
また、派遣社員やアルバイト・パートとして働いている場合もあるので、その場合は時給となるでしょう。

正社員として働いているWEBデザイナーの年収は、270万円から900万円と幅広くなっています。
平均年収でいうと、約400万円となっています。

日本の正社員の平均年収は約445万円なので、それと比較すると若干低い水準です。
しかし、スキルなどを持っていると給与が高くなるため、自分の努力次第で収入を増やすことができると言えるでしょう。

派遣社員の場合、時給換算では約1,700～1,800円ほどです。
アルバイト・パートの場合は平均時給で1,000～1,100円ほどです。
専門的な作業ができるかどうかで、収入は大きく変わるでしょう。

また、エリアによっても平均年収や時給などは大きく変わります。
関東が最も高く、関西や東海地方はそれよりも若干低い程度ですが、中国地方、四国地方などはかなり低くなっています。

また、関東地方の中でも特に高いのは東京都内だけで、神奈川は若干高いもののそれ以外の県ではほかの地方とあまり変わらないところも多くなっています。
そのため、年収が高い人は東京に集中していると思われます。

年収を上げたい場合はどうしたらいい？

すでにWEBデザイナーとして働いているものの、今の給与に不満があるという人もいるでしょう。
年収を上げたい場合は、どうしたらいいのでしょうか？

まずは、より好条件の会社に転職するという選択肢があります。
地域によっても差があるため、別のエリアも含めて探してみましょう。
WEBデザイナーを重視しているかどうかは会社によって異なるので、大事に扱っている会社を探すといいでしょう。

WEBデザイナーになるには資格がいるわけではありませんが、仕事に役立つ資格を取得してキャリアアップすることはできます。
会社によって評価対象となる資格が定められていることもあるので、そういった資格を取得できないか考えてみましょう。

まとめ

WEBデザイナーは、平均給与を見るとそれほど給与が多い仕事というわけではありません。
しかし、スキルなどを身に着けることで給与を増やすことはできます。
自身で努力することで収入に反映されるため、やりがいがある仕事と言えるでしょう。
給与は地域によってかなり差があるので、より高い給与をもらうためには別の地域に転職することも考えてみましょう。

この記事を書いた人
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株式会社STORIO 代表取締役中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

青山学院大学経済学部卒業後、株式会社キャリアデザインセンターに入社。IT業界、コンサルティングファーム、重機メーカー、飲食業界など、大手上場企業から中小ベンチャーまで200社以上の中途採用に携わる。その後、大手ITサービス企業の人事として年間数百名規模の人材採用に従事。2015年株式会社STORIO設立。キャリアコンサルタントとして転職支援を行うとともに、人事領域のプロフェッショナルとして人材採用支援、組織開発などのコンサルティングも行う。