主な転職理由ベスト5

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働いている人の中には、転職を考える人も少なくありません。

その理由は人によって異なりますが、どのような理由で転職しているのか傾向が気になる人も多いでしょう。

自分と同じ理由で転職した人が多ければ、安心して転職を考えることができると思います。

主な転職理由ベスト5は何か、紹介します。

転職理由第1位:給与面の不満

転職の理由として最も多いのが、給与面での不満です。

給与は生活にも直結する問題なので、やはり重視する人は多いでしょう。

また、十分な額をもらうことができれば仕事に向かうモチベーションを保つことにつながります。

現在の給与に不満がある場合は、社内規定で手当がつく資格を取得したり、昇進を目指したりするでしょう。

しかし、そういった規定がない場合もあれば、昇進ができないこともあり得ます。

そもそも、求人の条件とは待遇が異なっていたというケースもあります。

募集要項に書かれていた給与から、様々な名目で差し引かれて手取り額が大幅に減ってしまう、といったことも考えられます。

転職を考えた時、給与が高い会社を見つけるとそこに転職したいと考えるかもしれません。

しかし、あくまでも仕事の対価として受け取るものなので、それだけ大変な仕事になる可能性が高いということは忘れないようにしましょう。

転職理由第2位:昇進・キャリアアップができない

長く働いていても、なかなか昇進できないことが不満で、転職を考える人も多いでしょう。

また、将来のことを考えてキャリアアップを目指すため、転職する人もいます。

上のポストは数が限られているため、誰かがいなくならないとなかなか昇進はできないでしょう。

事業拡大に伴い新規部署が発足したことで管理職になるということもあり得ますが、あくまでもレアケースです。

また、昇進することで給与も増えるため、それを嫌がった会社が昇進させないようにしている、ということもあり得ます。

そういった場合は、転職を考えるのも当然でしょう。

転職において、前職の経歴や役職などは特に重視されます。

30代の場合はマネジメントの経験も求められるようになるため、もしも今の会社ではその経験が積めないようなら20代の内から転職を考えるべきかもしれません。

転職理由第3位:会社の評価に不満

どれほど仕事を頑張っても正当に評価されないため、転職を決意する人もいます。

長く働くうえで、頑張っても評価されないというのはつらいものがあるでしょう。

そのため、一部の人だけが優遇されるような会社では働きたくないと考えるのも当然です。

特に、古い体質の会社などでは女性社員の働きを正当に評価しなかったり、コネ入社の社員だけを優遇したりすることもあります。

そういった場合は、正当な評価を受けられる会社に転職を考えてもいいでしょう。

しかし、実は自己評価が高いだけで会社の評価は妥当というケースもあります。

そのため、転職活動を始める前に一度上司と話し合い、どのような評価方法なのか、会社が求めることは何かを話しあってみてもいいかも知れません。

転職理由第4位:社内の人間関係

働くうえで、職場の人間関係も重要です。

派閥があって常に険悪な雰囲気であったり、高圧的な上司や先輩がいたりすると、働くのが嫌になってしまうかもしれません。

人間関係が良好な職場のほうが働きやすいのは確かなのですが、だからと言って転職先が和気あいあいとしているとは限りません。

会社の雰囲気は、入社してみなければわからないのです。

人間関係や職場の雰囲気が原因で転職を考えているのであれば、まずは部署を移動することで解決しないかを考えてみましょう。

上司に相談して、可能であれば部署を変えてもらって駄目だったら改めて転職するといいでしょう。

転職理由第5位:肉体的・精神的につらい

仕事には様々な種類があり、その中には肉体的・精神的な負担が大きいものもあります。

特に、肉体的な負担が大きい仕事の場合は、若い頃であれば平気でも、長く勤めているうちに無理が効かなくなってしまうことがあります。

また、病気などで体力が落ちてしまい、今まで通り働けなくなることもあるでしょう。

精神的負担が大きい仕事の場合は、うつ病などになることも考えられます。

無理をすると、自殺などの可能性も出てきてしまうでしょう。

負担が大きい場合は、限界まで仕事を続けるのではなく、余力が残っているうちに転職したほうがいいでしょう。

責任感から仕事に影響を与えたくないと躊躇する人もいますが、それよりも大切なのは自分の体です。

肉体的負担が大きい仕事を無理に続けると、体に支障が出て一生不自由な思いをするかもしれません。

精神的負担も長く影響することがあるため、手遅れにならないうちに転職してしまいましょう。

まとめ

転職をする人の理由は、その時代や性別、年齢などで異なります。

近年特に多い理由についてまとめましたが、この順位もいずれ変化していくでしょう。

特に最近は、働き方改革や新型コロナウイルスの感染拡大などもあり、これまでとは働く環境も変わってきています。

このランキングにない理由であっても、自分が転職を決意するのであればそれは立派な理由です。

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株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

青山学院大学経済学部卒業後、株式会社キャリアデザインセンターに入社。IT業界、コンサルティングファーム、重機メーカー、飲食業界など、大手上場企業から中小ベンチャーまで200社以上の中途採用に携わる。その後、大手ITサービス企業の人事として年間数百名規模の人材採用に従事。2015年株式会社STORIO設立。キャリアコンサルタントとして転職支援を行うとともに、人事領域のプロフェッショナルとして人材採用支援、組織開発などのコンサルティングも行う。
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