初めての転職エージェントの面談では、「何を聞かれてどんな準備すれば良いのだろう…」と分からないことが多いです。
今回は、転職エージェントとの面接に適した服装や持ち物、事前に準備しておくポイントを解説していきます。
これから転職エージェントとの面接に臨む方は、ぜひ最後まで参考にしてみください。
目次
転職エージェントとのキャリア面談の目的

転職エージェントと面談する目的は、専任アドバイザーとなる「キャリアコンサルタント」と直接会ってキャリア相談をするためです。
キャリアコンサルタントは、あなたが理想的な転職が実現するために二人三脚でフルサポートします。
面接では、転職する目的や希望する転職先の条件などを必ず聞かれるので、明確に伝えましょう。
キャリアコンサルタントは、あなたのスキルや強みなどを把握して、転職市場の価値を判断します。
希望する職種の適性や強みとなるアピールポイント、成功のコツのアドバイスを受けることができます。
転職エージェントとの面談の流れ

転職エージェントによって多少異なりますが、所要時間は平均1時間〜1時間半程度です。
まずは、転職希望者と専任キャリアコンサルタントとの双方による自己紹介から始まります。
その後、キャリアコンサルタントから職務経歴や転職する理由などを聞かれるので、ハッキリと明確に伝えるように準備をしておきましょう。
今後の転職に向けて、どんなスキルや実績が強みになるのかアピールポイントを共有していきます。
自分では気が付かなかったプロ目線のアドバイスもあるので目標がより明確化するでしょう。
自分が希望する条件をキャリアコンサルタントに明確に伝えて、将来のキャリアビジョンの共有することが重要です。
転職エージェントとの面談で必要な事前準備と持ち物

スムーズな面接が進むように、前もって服装や必要な持ち物を確認して準備をしておきましょう。
転職エージェントの面接当日に必ず必要な物は、記入済みの履歴書と職務経歴書、筆記用具の3点です。
これまでの実績が分かるポートフォリオも持参するとスキルが伝わりやすいので持参しましょう。
転職エージェントのホームページでは、「面接は手ぶらでも気軽にお越しください」と記載されていることがあります。
しかし、全く準備をしていないと「やる気がない」と思われて、求人紹介の優先順位が下がるので注意しましょう。
初回の面談では、すぐに転職する意思があるのか、転職市場価値があるかをチェックされます。
面談では、転職する強い意志を見せて、必要最低限の持ち物を忘れないようにしましょう。
転職エージェントとの面談で服装はどうする?スーツを着るべき?

転職エージェントとの面談では、スーツまたはオフィスカジュアルな清潔感のある服装が適しています。
その場に適した服装をすることは、ビジネスマナーがあると判断され、その後の転職活動がスムーズになります。
第一印象が良いと専任キャリアコンサルタントの印象に残り、優良求人を優先的に紹介してもらえるでしょう。
男性の服装|転職エージェントとの面談編

男性の服装は、仕事帰りに転職エージェントの面接へ行く場合はスーツ着用で問題ありません。
スラックスと襟のついたシャツにジャケットを羽織り、オフィスに相応しいカジュアルスタイルも好印象です。
ジーパンやハーフパンツ、Tシャツやトレーナーはカジュアル過ぎる印象になるのでNGです。
足元はスニーカーやサンダルは避けて革靴を選び、髪型も清潔感を意識して身だしなみを整えておきましょう。
女性の服装|転職エージェントとの面談編

女性の服装もビジネスに相応しい落ち着いたオフィスカジュアルが基本です。
グレー、ブラック、ベージュカラーのスーツ、またはスラックス・スカートにシャツとジャケットを合わせたスタイルが適しています。
ラフ過ぎるジーパンや派手な色やデザインのワンピースは相応しくないのでNGです。
足元はミュールやサンダルは避けて、パンプスを合わせてフォーマルにまとめます。
髪型やメイク、ネイル、アクセサリーは派手過ぎるのは避けて、清潔感がある落ち着いた色合いを意識しましょう。
転職エージェントとの面談でよくある質問

ここからは、初めて転職エージェントとの面接をする方によくある質問を見ていきましょう。
転職エージェントとの面談場所はどこ?
通常、転職エージェントの面談場所は、オフィス内にある面談スペースで行われます。
面接スペースはパーテーションで仕切られており、プライバシーが確保されていますのでリラックスして面談を進めることができます。
大手の転職エージェントは全国に支店があり、駅近くのアクセスしやすい場所にあるので便利です。
近くに支店がない方、時間の都合で面談場所まで行けない方は出張面談に対応しているエージェントもあります。
現職のオフィスの近くや自宅近くのカフェやファミリーレストランまで来てくれるので、忙しい方もスキマ時間を使って面談することが可能です。
転職エージェントとの面談は本音で話すべき?
転職エージェントとの面談は、どこまで正直に話せばよいのか悩むところだと思います。
例えば、職歴・転職回数が多い場合や派遣先が多い場合は、早めにその理由を伝えておくことが大切です。
正直に会社を辞めた理由やリストラされたことを伝えることで、エージェントは状況を掴む事ができます。
今後の転職成功に向けて的確なアドバイスをしてもらえるので、職歴や転職理由は本音で話すようにしてください。
自分の強みや武器になる輝かしいスキルや実績がなくても、率直に悩みを相談することが大切です。
転職サポートのプロであるコンサルタントは、適性を活かしたアピールの仕方を指導してくれるはずです。
転職エージェントは電話面談のみでもOK?相談だけしたいんだけど・・・
通常、転職エージェントとの面談はオフィスで行われますが、地方在住の方は電話面談にも対応しています。
ただし、「とりあえず電話だけで話したいのですが…」と言って電話面談を申し込むのはNGです。
本当はオフィスまで足を運ぶことができるのに電話だけで簡単に済ませたい人は、仕事を紹介してもらえる優先順位をガクッと下げてしまいます。
転職する本気度がないと判断されて、最悪の場合は連絡もしてもらえないので注意しましょう。
転職エージェントの電話面談は、どうしてもオフィスまで出向けない方のみ検討しましょう。
転職エージェントとの面談後にお礼のメールは送るべき?
転職エージェントの面談後に、お礼メールは特に必要ありません。
今後お世話になるエージェントに一言気持ちを伝えたい方は、メールでお礼を伝えると良いでしょう。
礼儀正しくビジネスマナーがあると判断されて、優良案件の紹介を優先して紹介してもらえる可能性もあります。
ただし、エージェントは多くの業務があり忙しいので長文のビジネスメールは必要ありません。
メールの内容は「今後とも何卒よろしくお願い致します。」と名前を入れて、短く端的な文章にしましょう。
転職エージェントとの面談を拒否・キャンセルする際のメールの送り方とは?
転職エージェントとの面接を予定していたけど、何らかの理由で行けなくなった場合は、メールで連絡をしましょう。
当日キャンセルの場合は、メールだけの場合は確認が遅れることもあるので電話連絡も忘れずに行います。
メールの送り方は、簡潔の要点だけを短く端的に伝えるようにしてください。
日程変更をして別日に面談を改めたい場合は、希望する変更の日時、最後に名前を添えて送ります。
転職エージェントとの面談を今後も希望しない場合は、転職活動を休止する旨を伝えて、名前を忘れずに明記してください。
転職エージェントとの面談・事前準備・服装まとめ

転職エージェントとの面談では、服装や髪型は清潔感のあるビジネススタイルが基本です。
人の第一印象は3秒で決まりますので、見た目の印象にも気を配りリラックスした気持ちで臨みましょう。
転職エージェントを味方につけて優良求人を紹介してもらえるように、面接から良いスタートを切りましょう!

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

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