現在保育士として活躍されている方も、将来は保育園長になりたいと夢見ている方も多いのでは?
保育園長になるために必要な資格や条件を公立と私立別にチェックしましょう。
保育園長におすすめの転職サイト・エージェントも合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
保育園長の年収・給料の相場は?

保育園長の年収・給料は園によって変わりますが、公立保育園と私立保育園でも差があります。
公立保育園の場合
公立の保育園の園長先生の平均年収は約700万円です。
公立保育園の職員は公務員となり、園長先生として勤務している年齢層は50代以上が大半です。
私立保育園の場合
私立の認可保育園の園長先生の平均年収は園によって変わりますが、約525万円程度です。
人気のある私立保育園や勤続年数が長い園長先生は年収1,000万円を上回る人もいます。
認可外保育園の園長先生の場合は、補助金などの優遇制度がないため年収は低くなるようです。
保育園長におすすめの転職サイト・エージェント比較5選

早速、保育園長におすすめの転職サイト・エージェントを見ていきましょう。
①保育士コンシェル

株式会社プログレートが運営する「保育士コンシェル」は首都圏の保育士求人を多く保有している転職サービスです。
取り扱い求人は、保育士、主任保育士の他にも保育園園長の求人も見つかるので要チェックです。
対応エリアは首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)か中心ですので、関東圏にお住まいの方におすすめ。
②マイナビ保育士

株式会社マイナビが運営する「マイナビ保育士」は、知名度抜群の保育士専門の転職サービスです。
業界に精通したキャリアコンサルタントのよる丁寧なサポートが受けられます。
的確なアドバイスをもらえるので、始めて保育園長を目指す方も安心して相談することができます。
履歴書や職務経歴書などの添削、面接対策、面接日程の調整、ご入職後のアフターフォローまでフルサポートを受けられます。
③ジョブメドレー保育士

株式会社ジョブメドレーが運営する「ジョブメドレー保育士」は、全国にある保育士求人を取り扱っています。
自分で希望に合った求人を検索できるので、エージェントから頻繁に電話がかかってくるのが苦手な方にもおすすめ。
応募内容は直接事務所に届くので、応募してから面接までの時間が短くスピーディー。
「ジョブメドレー保育士」を通して転職するとお祝い金をもらえるのも嬉しいポイント。
④保育ひろば

ネオキャリア社が運営する「保育ひろば」は保育士求人を常時12,000件保有しています。
地域に密着したキャリアコンサルタントを配置しており、会員になると優良な非公開求人を紹介してもらえます。
保育園長の求人紹介や転職相談、面接日の日程調整などあらゆる転職サポートを受けられるのが心強いですね。
保育ひろばの利用者満足度94%と評価が高いのもおすすめポイントです。
⑤ほいく畑

株式会社ニッソーネットが運営する「ほいく畑」は全国の保育士求人を保有している転職サイトです。
転職ノウハウを教える無料セミナーや保育講座、派遣の働き方を提案しています。
ライフスタイルに合わせて、正社員、契約社員、派遣・パート、紹介予定派遣から選択可能です。
保育園長の求人は非公開求人となっているのでコンサルタントに相談すると紹介してもらえます。
保育園長に必要な資格・条件は?

保育園の園長先生になるための特別な資格は必要ありません。
公立保育園と私立保育園では、園長先生になるまでのプロセスに違いがあります。
公立保育園の場合は、保育士の経験年数と昇格試験が必要となり、私立保育園の場合は、保育士資格は必須ではありません。
保育園の園長先生になる専門の資格はなくても、保育園の最高責任者としての知識と経験が求められます。
公立保育園の場合
公立保育園の保育士は地方公務員となるため、公務員試験に合格して正規職員保育士として採用される必要があります。
公立保育園の園長先生になるためには、実務経験として10年以上が必要です。
園長を目指す場合は、昇格試験を受けて、自治体から承認を受けて昇進するプロセスがあります。
私立保育園の場合
私立保育園は、独自の基準で園長を選定しており、私立の園長になるための資格はありません。
多くの場合は、10年以上の実務経験と園長としての保育の知識やスキルが求められます。
家族経営の私立保育園の場合は、保育士資格がない人が園長となり運営に携わっている場合もあり、園の規定によって異なるようです。
保育園長の転職を成功させるには?失敗しないための方法3選

保育園長の転職を成功させるには3つのコツがあるので見ていきましょう。
①一つの園に長年勤めること
保育園長になるためには、色々な園に転職するよりも一つの園に長年勤めて昇進することがポイント。
保育業界は年功序列型の体制を取っている園が多く、新人よりも勤続年数が長いほうが昇進しやすい傾向にあります。
一つの園で10年以上の実務経験を積んで、主任経験があれば、園長にキャリアアップするチャンスが高くなるという訳です。
園で最年長になった時は、園長に昇進する可能性があるため、短期間で転職を繰り返すのは避けたほうが良いでしょう。
保育園長を目指す方は、転職する際に園長になるまでのプロセスも視野に入れて、長く勤められる職場を見つけることが大切です。
②転職サイト・エージェントを利用する
保育園長の求人は転職エージェントが非公開求人として保有しているケースが多いです。
優良求人や高収入、ハイポジションの求人は転職エージェントのコンサルタントが独自に保有しています。
保育園長の求人も一般の転職サイトには公開されず、転職エージェントが独自に非公開求人として管理しています。
転職エージェントに会員登録しなければ紹介してもらうことはできませんので、積極的に活用しましょう。
保育園長を目指す方は、保育園求人に強みのある転職サイトやエージェントに登録して求人を紹介してもらいましょう。
なるべく複数の転職エージェントに登録して求人の選択肢を広げると良い求人に出会えるチャンスがあります。
転職エージェントは保育園長の転職サポート実績が多い業者に登録することをおすすめします。
③園の職場見学へ行く
園長の年収は一般保育士の平均年収よりも2倍近くなり約525万円と高収入と魅力的です。
しかし、実際に転職してみたら雰囲気が合わなかったり定着率が低い職場のケースも少なくありません。
保育園長の良い求人を見つけたら、応募する前に園にアポを取って職場の現場へ見学しましょう。
保育士の募集要項よりも保育園長は年収や労働条件が良いので、書面上の条件だけで応募してしまう方も多いです。
しかし、実際に働いた後に人間関係に問題があったり雰囲気が合わなと気がつくことも…。
転職して後悔しないためにも、応募する前には必ず現場見学へ行き自分の目で確かめることが大切です。
保育園長の転職サイト・エージェントまとめ
保育園長になるために特別な資格は必要ありませんが実務経験10年以上とトップとしての適性が求められます。
園によっては昇進試験があるので、園長を目指す方は、園長になるまでのプロセスを確認しておくと良いでしょう。
一般保育園から経験を積み、保育園長になると新しいやりがいも感じられて、年収もアップするのが嬉しいポイント。
ぜひ、早期から保育園長を目指して昇進し、理想的な園作りを目指せるように夢を叶えましょう。

株式会社STORIO 代表取締役 中村彩織【現役転職サイト・転職エージェント】

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