
はい、既卒は一般的に学校を卒業してから3年目以内と言われています。
そして、厚生労働省は既卒3年以内は新卒扱いで応募受付をと言っています。
こんにちは。みなさんの就職を応援するWEBメディア「CAREE」編集長のサムです。私はこのメディア運営を通し、さまざまな仕事に関わる悩みと向き合ってきました。
今回は既卒のみなさんに向け、既卒の期間をお伝えします。いつからいつまでが既卒なのかを知らないと、場合によっては損をしてしまうかもしれません…。
この記事を読んで既卒についての理解を深めましょう!
それでは!さっそく始めていきましょう!
目次
既卒はいつからいつまで?

既卒とは一般的に「短期大学を含む大学、専門学校、高校を卒業後、正社員もしくは契約社員として就業経験がない方」を指す言葉です。フリーターとして活動している方も既卒に含まれます。大きな特徴の一つは職歴がない、ということです。
そしてその期間ですが、一般的に学校を卒業してから3年目までを既卒として扱うことが多いです。3年目を超えている場合、企業の採用も既卒ではなく「中途採用」とすることが多くなります。
既卒が新卒扱いされるのはいつまで?
また、既卒は新卒として就職活動することもできます。というのも2012年に厚生労働省から発表された「青少年雇用機会確保指針」により、既卒であっても卒業してから3年目以内であれば新卒枠として就活が可能となりました。
そのため、既卒であっても新卒として就職活動をし、内定を取ることができれば新卒となることができます。ここに年齢はあまり関係なく、問われるのは「卒業してから3年目かどうか」になります。
これらの定義を知って何か気づくことはありませんか。そうです、既卒の場合、「新卒枠」で就活することもできるんです。次からは既卒の方に向けて、就活方法をご説明します。
既卒が新卒として就活することのメリット
新卒で就活することのメリット
既卒が新卒として就活をする場合のメリットは何でしょうか。それは以下の2つがあります。
- 新卒の場合、採用枠が多い
- 特別なスキルを持たなくても採用される
1つずつお伝えしますね。
新卒の場合、採用枠が多い
既卒の多くは新卒採用ではなく企業の「通年採用」を受けます。この通年採用は年間を通して行われる採用方法で企業側にとって人材をすぐに確保できることが挙げられます。ただ、通年採用を行なっている企業はバラバラで採用枠も少なく、そもそも通年採用をする企業がそこまで多くないというデメリットがあります。
その点、新卒採用はほとんどの企業が行なっています。もしあなたが大手企業に入りたいと考えているなら既卒ではなく新卒で就職活動をする方が良いでしょう。
特別なスキルを持たなくても採用される
新卒採用ではこれまでの実績やスキルというのはあまり問われません。もちろん、大学時代に何をしたのかということは聞かれますがそれはあなたの「人間性」を見るための質問であって、採用のための質問ではありません。新卒採用の場合、多くの企業が学生を「ポテンシャル」で採用しています。いわば「熱意」です。もし、あなたが特別なスキルをお持ちでないなら新卒採用を受けてみることも必要でしょう。
新卒で就活することのデメリット
既卒であることの理由を問われる
既卒の最大の弱みはここ「なぜ新卒で就活をしなかったのか」という点です。面接などで必ず聞かれる質問ですのでしっかりと自分と向き合い、答えを出しましょう。
既卒の中には大学院を中退した方や病気が原因で就活をできなかった方もいらっしゃることでしょう。そのような方は辛いとは思いますが理由を明確にし、企業に対し正直に伝えましょう。
でも、どうしても「面倒くさかった」とか「やりたい仕事が見つからなかった」というようなネガティブな理由になってしまう人は「第三者」とのコミュニケーションでその理由を発見してみてはどうでしょうか。両親と話してみる、友達と話してみる、就職エージェントと話してみる、さまざまな方法があります。
就職エージェントの場合、同じような既卒者の採用をサポートしてきた経験から理由探しのお手伝いをしてくれることでしょう。面接に臨む前に確認しておきましょう。
既卒が既卒として就活することのメリット・デメリット

厚生労働省の通達はあくまで「指針」ですので絶対ではありません。このデータをご覧ください。
だんだんと既卒者に内定を出す企業が増えていますが正直な話、既卒が新卒として就活をすることは難しいでしょう。ただ、既卒には既卒なりの戦い方があります。こちらを意識することで既卒であっても内定に近づくことができます。
→こちらの記事では既卒向けに効率良い就活方法をまとめています。
既卒で就活することのメリット
では、次に既卒として就活することのメリット・デメリットをご紹介します。まず既卒の就活には以下のような利点があります。
- 選考の回数が少ない傾向にあり、早く内定が取れる
- その時にしかない求人がある
こちらも一つずつ、解説いたします。
選考の回数が少ない傾向にあり、早く内定が取れる
既卒の採用の場合、選考が新卒と比べ、少なくなる傾向にあります。新卒採用が
説明会→ES提出→書類選考→グループディスカッション→一次面接→二次面接→役員面接→最終面接
もあるのに対し(書いてて疲れました…)、既卒の場合、
履歴書・職務経歴書の提出→書類選考→一次面接→最終面接
のように、かなり短いことがわかります。そのため、早く内定を取ることができます。入社時期も翌月の第一営業日だったりと早く就職したい方は新卒ではなく、既卒として就活することをおすすめしますよ。
その時にしかない求人がある
既卒の場合、通年採用を受けることになりますがその多くは「その時にしかない求人」です。そのため企業としていますぐ来てくれる人材を探しています。
常に求人を探すクセを持つことで、既卒の場合、効率的に就活をすることができます。ただ、求人を自分で探そうと思っても非公開求人があったりと必ずうまくいくとは限りません。思うように求人が探せない…なんてことは当たり前に起きてしまいます。
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→こちらのの記事で就職エージェントの比較を行っています。合わせてお読みください。
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既卒で就活することのデメリット
物事はいい面ばかりではありません。既卒で就活することにはいくつかデメリットがあります。
行きたい企業の求人が出るとは限らない
通年採用とはいうものの、行きたい企業が求人を出していないと話になりませんよね。通年採用は新卒採用のように必ず求人が出るとは限らないのです。そのため、行きたい企業がある場合、まずは通年採用を行なっているかを確認しましょう。もし、行きたい企業が通年採用を行なっていなくても諦めるのは早いです。
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まとめ:既卒は卒業後から3年目まで!
この記事の結論を申し上げると既卒は卒業後から3年目までを指します。もしこれを読んでいるあなたが学校を卒業してからまだ2年しか経っていない場合、既卒として就活もできるし、新卒として就活もできます。
ただ、既卒として就活することにも、新卒として就活することにもメリット、デメリットが存在します。そのため、あなた自身でよく考え、どちらで就職すべきかを判断してください。
もし、判断ができなかったら?迷わず就活エージェントを使ってください。就活のプロのアドバイスを受けることで就活の悩みも改善できるかもしれません。
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「ウズキャリ既卒」は、株式会社UZUZが運営する第二新卒や既卒者の就職支援に特化した就活エージェントです。
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- キャリアアドバイザーの質の高さ:5
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